先日、iPhoneで動画を撮影していたのですが、
その撮影ファイルを読み込んだらオマケが付いてきました。
それがこれです。
サイドカーです。
写真を撮ったらサイドカー付いてきました。
というのはこの話につきもののネタですが、
サイドカーファイルというファイルが付いてきたので、その説明をします。
ナナメ読み目次
.AAE:サイドカーファイル
iPhoneで撮影した写真や動画をパソコンに取り込むと、イメージやムービーと同じファイル名で、「.AAE」という拡張子のファイルが付随していたりします。
この「.AAE」を「サイドカーファイル」と言います。
付加情報の管理をしているらしい
このAAEファイルですが、付加情報の管理をしています。
先に示した画像では「IMG_5398.MOV」という映像ファイルに対して、「IMG_5398.AAE」というサイドカーファイルがあるのですが、
これ、何を撮影したかというと、120fpsのスロー動画なんです。
スロー動画はiPhoneの画面上でスローにする範囲を選択し、編集できます。
今回の場合で言えば、「スローの区間がここからここまで!」
っていう情報を保持しているのがAAE(サイドカー)ファイルです。
中身はXML
結局のところ、中身はXMLをベースにしたファイルです。
<Data>は完全にシリアル化してます。
そんなこんなで、ファイルに対応するAAEを削除すると、スローモーションではなくなります。
これはapple独自のファイルのようです。
また、このファイルを開いたり、編集する専用ソフトはないです。
画像の場合は色調補正などをした場合に生成
画像の場合は、iPhoneのデフォルト機能を使って色調補正などを行った場合に生成されます。
個人的には、可逆的ですごくいい機能だなと思います。
このサイドカーファイルが作成されるメリットとしては、編集・加工が可逆的ってことですよね。
つまり、元のファイルはそのまま残してあるから、再度調整し直せること。
サイドカーファイル自体のデータ容量は1MB以下なので、そこまで保存領域を圧迫しないし。
以上、サイドカーのお話でした。