iPhone8/X搭載Qi(ワイヤレス)充電で変わること。

Qi(ワイヤレス)充電で変わること 従来のケーブル充電とQiの置き型充電で何が変わるか、そしていいところ悪いところをご紹介します。

「充電する」という感覚の排除

「充電をする」為にケーブルに繋ぐ。 ケーブルに繋いで充電しているから、移動できない。 そんな不便さを感じたことがあると思います。 ケーブルは、カバンの中ではぐちゃぐちゃになるし、 短いケーブルやとっても長いケーブルをシチュエーションによって揃えたり面倒がたくさんあります。 筆者が使う短いケーブルは10cm 主にモバイルバッテリー用です。   長いケーブルは3m ワイヤレス充電の環境を整えると、 「バッテリーが減ってきたから充電する」という感覚ではなく「常に充電器の上に置く」という習慣に変わります。 言い換えれば、「持ち運ぶ時だけ充電されていない」という 今までと逆の発想になります。 実際に筆者がQi生活をしていた時も、そのような状態でした。 iPhoneの充電は基本的にいつもMAXです。 ケーブルのことも考えなくていいし、カバンの中でぐちゃぐちゃに絡まるケーブルにうんざりすることもない。 (それでも辞めた理由は後述)

どこでも充電できる

スターバックスやマクドナルドの席にもQiベースが設置され、 図書館や公共施設にも設置されたら? わざわざ充電ケーブルやモバイルバッテリーを持ち歩く必要もない。 休憩ついでに充電。 サービス提供側も、ケーブルの取り回しが雑なユーザによってケーブルが断線したり ケーブル端子の規格を気にする必要がなくなります。

充電器そのものがインテリアになる

充電していないときの充電ケーブル(USBやLightning)は、だらしなさすぎますね。 いちいち片付けるのも面倒だし、片付ける為に束ねる行為がケーブル劣化を早めることになる。 そんな状況から、 玄関やリビング、寝室など、自分の行動範囲には常にQi対応の充電器が置かれるように変化していくと思います。 充電器が部屋のインテリアになるのなら、デザイン性にもこだわりたいところ。 Qiにはこんなおしゃれな製品もあります。

Qiの欠点、置き位置がシビアで充電できてない時も…

そうなんです。 iPhone8ではここがどう改善されているかどうか分かりませんが、 Qi製品は置き位置がかなりシビアな印象があります。 コイルの真ん中におかないとうまく充電できず、 そのため、少しずれたら充電できない、なんてことも多々ありました。 これ、最初は「真ん中におくことを気をつけてればいいだけ」と思っていても だんだんとストレスになってきます。 ケーブル充電の場合は充電できないなんてことはほとんどなく、 充電したはずができていないというストレスのことすら考えなかったからです。 しかし、Qiはそれがあり得る。 寝ている時に手が当たって少しずれたら充電できなかったり、 テキトーにパッと置いて「ポーン」とiPhoneの充電開始アラートが鳴ったにもかかわらず、 センサーとしては反応してるが、充電できる位置になかった、など いろいろと充電できていないことがありました。 最終的にこのストレスが積もりに積もって、Qi生活を辞めた理由の一つになりました。 しかし、あれから1年。精度が上がっていることに期待して、再チャレンジしようかと思います。

iPhone8じゃなくてもワイヤレスになる!

Lightning端子さえあれば、iPhone6、6s、plus、iPhone7でもワイヤレス充電になります。 それがこの製品。   これはLightningの端子対応レシーバーで、超薄型(1mmくらい)。 iPhoneケースの中に忍ばせるタイプの受信機です。 しかも、かなり厚めのケースでも使えます。 私は革製のケースを使っていましたが、それでもしっかりと充電できました。 他に、ケースにQiが内蔵されているものもあります。   ぜひお試しあれ!

iPhoneがQiを採用したことでもっと普及するかも

今まで、Qi(ワイヤレス)充電を採用したスマートフォンは数えるほどしかありませんでした。 また、それが故にQiベースを導入するお店も広まらなかった印象です。 ローソンやファミマが実験的に行ってはいたものの、あまり知られていないですね。 今回iPhoneがQiを採用したことで、他のスマートフォンへの採用も Qi充電器の設置場所も、少しずつ広まっていくのではないか、 そうやって普及していけば技術も上がっていき、単価も下がり、 もっと使いやすいようにアップデートが行われていく と期待しています。]]>

新型iPhone X / 8 何が変わった?

アップデートをざっくりまとめた iPhone8やXの他、AppleTV 4KやAppleWatchも発表されました。 それらの発売日などをざっくりまとめてみました。

製品 予約開始 発売・提供 その他
iPhone8 / 8plus 9月15日 9月22日
  •  iPhone7の後継機的ポジション
  • ワイヤレス充電対応
iPhoneX(テン) 10月27日 11月3日
  •  ハードに関してはメジャーアップデート機
  • ワイヤレス充電対応
  • 全画面
  • 顔認証
Apple Watch series3 9月15日 9月22日
  • セルラー対応
  • エルメスモデル
  • Nike+マイナーアップデート
  • Editionマイナーアップデート
AppleTV 4K  9月15日  9月22日
  •  4K対応
 iOS11  – 9月19日
  •  App Store刷新
  • コントロールセンター刷新
  • 「Files」アプリ提供
  • ドライブモード追加
  • マップの改善
 

iPhone8/8plusは7/7plusの後継機

あんまり機械に詳しくない人のために、とっても分かりやすく違いをまとめました。

色数減った

(iPhone7)ローズゴールドなどを含む5色 (iPhone8)今のところゴールド、シルバー、スペースグレイのみ。

充電はやくてバッテリー長持ち、ワイヤレス充電対応

(iPhone8)30分で最大50%まで充電するそうです。またワイヤレス充電規格Qi(チー)に対応  

iPhoneXは、7plusの進化系

つづいてiPhoneXについてまとめます。

画面が大きい

(iPhoneX)5.8インチ前面すべてが画面 iPhone7Plusは、5.5インチ画面。それよりも大きいことに加え、前面の全てが画面。 本体のサイズはPlusシリーズよりも小さいものの、画面は大きくなりました。

画面が高精細

(iPhoneX)Super Retina HD採用 Retinaディスプレイでもかなり綺麗な印象ですが、それを上回る高精細。 高精細になればなるほど、目が疲れにくいのがメリットです。

指紋認証ではなく顔認証

(iPhoneX)3D顔認証という新たな認証方式でロック解除 3Dで認証するため、化粧をしていても認識するそうで、顔の形が変わるレベルで変化しない限りはロック解除できるそうです。これにより、

plusより少し小さく少し軽い

7plusと比べ、大きさは一回り小さく、重さも若干軽くなっています。 7との比較では少し大きいため、もともと所有している機種によって感じる印象が変わると思います。 個人的には、もうそろそろスマフォの巨大化が終わってくれればいいのにな、と感じています。

LTE対応AppleWatch

まさかのセルラーモデルが出るとは。 AppleWatchがついに単体でも使えるようになりました。 今まではiPhoneとセットじゃないとただの高級時計でしかなかったのですが、 単体でも電波を受信するようになり、通話などができます。

サイズはSeries2と同じ

サイズはSeries2と同じのまま、画面全体をアンテナにすることでセルラーモデルを実現しているようです。

アクセサリ流用可能

これはうれしい、前世代のアクセサリを流用できるので、買い直しの必要なし。

バッテリーは1日中もつ

これは嬉しい。セルラーモデルで気になるのはバッテリーの持ちですが、 アップルの発表では1日使える、とのこと。

AppleTV 4K

AppleTVの4K対応に関しては、その事実よりも、提供ソフトのメリットがかなり大きいです。 本体やアクセサリ自体は、4Kモデルとそうでないモデルで実感できるような大差はないと思います。

4KソフトがHDと同価格で提供

なんと、4Kの映像ソフトがHDと同価格で提供されるらしい! もちろん4Kテレビがなければメリットはないが、 今までであれば、4KとHDのコンテンツで料金が違うのは常識でした。それを覆したAppleは素晴らしい。

ゲームも増えていく?

どうやらゲームなどのコンテンツも増やしていくような流れになってるらしいです。 Nintendoなどのテレビゲームに食ってかかるのでしょう。 数年後にAppleTVでNintendoゲームができるようになってるかも。

まとめ

正直、目立ったアップデートはなかったように思います。 iPhoneXに関しても、常識を覆すようなものではなかったです。 個人的には完全にフリーク向けのアップデートまたは新しいもの好きが手にするモデルかな、と。 僕自身は欲しいです(フリークなので) Androidに比べてありえないくらい高額な本体価格がどうにかならないのか…。 ブランド価格と言えばそれまでか。。 お財布とにらめっこしながら、ポチってしまう自分がいそうで怖い。]]>

iPhoneから動画を取り込んだらサイドカーがついてきた話

サイドカーです。   写真を撮ったらサイドカー付いてきました。     というのはこの話につきもののネタですが、 サイドカーファイルというファイルが付いてきたので、その説明をします。

.AAE:サイドカーファイル

iPhoneで撮影した写真や動画をパソコンに取り込むと、イメージやムービーと同じファイル名で、「.AAE」という拡張子のファイルが付随していたりします。 スクリーンショット 2017-07-30 14.09.27 この「.AAE」を「サイドカーファイル」と言います。

付加情報の管理をしているらしい

このAAEファイルですが、付加情報の管理をしています。 先に示した画像では「IMG_5398.MOV」という映像ファイルに対して、「IMG_5398.AAE」というサイドカーファイルがあるのですが、 これ、何を撮影したかというと、120fpsのスロー動画なんです。 スロー動画はiPhoneの画面上でスローにする範囲を選択し、編集できます。 IMG_5467 今回の場合で言えば、「スローの区間がここからここまで!」 っていう情報を保持しているのがAAE(サイドカー)ファイルです。

中身はXML

サイドカーファイルのソース 結局のところ、中身はXMLをベースにしたファイルです。 <Data>は完全にシリアル化してます。 そんなこんなで、ファイルに対応するAAEを削除すると、スローモーションではなくなります。 これはapple独自のファイルのようです。 また、このファイルを開いたり、編集する専用ソフトはないです。

画像の場合は色調補正などをした場合に生成

画像の場合は、iPhoneのデフォルト機能を使って色調補正などを行った場合に生成されます。

個人的には、可逆的ですごくいい機能だなと思います。

このサイドカーファイルが作成されるメリットとしては、編集・加工が可逆的ってことですよね。 つまり、元のファイルはそのまま残してあるから、再度調整し直せること。 サイドカーファイル自体のデータ容量は1MB以下なので、そこまで保存領域を圧迫しないし。   以上、サイドカーのお話でした。]]>