上勝町で行われたオンライン視察の配信を担当させていただいたので、その配信レビューです。
toBのオンライン視察で、本来であれば現地にて視察予定だった方をZoomでご案内する形をとるものです。
ホストはイベント主催団体(首都圏)で、+Life Studioは現地の配信担当として関わらせていただきました。
プラットフォーム | Zoom |
カメラ台数 | なし |
オペレーター | 1人 |
配信時間 | 4時間 |
オプション |
|
オンライン視察配信の最中には、上勝町の広大な自然を見せるために施設外からの中継が行われました。
他にも、遠隔地から講師が登壇するなどのイレギュラー対応がありました。
この時も、以前ご紹介したBIRCのキックオフセミナーでのSkype中継と同様に公開Zoomの他に、ローカルグループ用にZoomを起動し、映像を取りまとめたものを公開Zoom上で配信する方法を取りました。
ナナメ読み目次
Zoom in Zoomの利点は3つ
- 閲覧者は「配信アカウント」を見ているだけ
- 運営側も、登壇者が変わってもメイン画面を切り替える必要がない
- 配信の裏で登壇者と連絡が取れるので、出番までリラックスしてもらえる
閲覧者にとっても運営側にとってもメリットがあります。
この方法、複雑に見えるかもしれません。
実際、接続が複雑で準備とリハーサルに時間を要するので配信スタッフ(+Life Studio)的には大変ですが、運営スタッフはオペレーションがかなり減るため、負担軽減につながります。
登壇者が複数いる場合や外部から中継をする場合は、この方法をとることで運営負担が減ります。
また、閲覧者にとっても登壇者以外の映像が目に映らないため講演に集中できるメリットがあります。
もし、Zoom in Zoomをしない場合は、登壇者が変わるたびに画面のピン留めを変えたり、登壇者の出番の少し前に電話などで連絡を取る作業が増えるかと思います。
Zoomを利用していれば、Zoom内のチャットなどでやりとりができる上、登壇者が接続されているかどうかの確認なども容易にできます。
このような理由から、Zoom in Zoomを使います。
外部中継をライブ配信する
また、今回は視察の途中で外部中継も行いました。
具体的には、屋外の風景や施設の紹介などを中継するというものでした。
外部中継のメリットは、視察現地の案内が分かりやすいことです。
資料だけでの説明でも事足りますが、資料だけよりも実際に現地を歩きながら紹介した方が伝わりやすく、臨場感もあります。
また、現地を案内することで質疑応答の対応も詳細にすることができます。
このような外部中継を行う場合、Wi-Fi接続が可能なカメラ端末とポケットWi-Fiを使用し、屋外から中継します。
ポケットWi-Fiについては事前に電波状況の確認や接続テストをきちんと行います。また、万が一に備えて複数台端末を用意しておきます。
(これらの準備は、+Life Studioでも可能ですが、費用が発生するため、こちらからアドバイスをしてクライアントに行っていただいております。)
外部中継のデメリットは、通信の安定性が確保されないことです。
これに関しては、事前に「映像が乱れる場合がある」旨のアナウンスや、中継が途切れた際に差し替えるコンテンツを用意しておくことで対応できます。
これらの対応は、一般的な配信業者の場合、接続が複雑になるためご対応いただけないことがあります。
+Life Studioでは、できるだけクライアントの要望を叶えられるように努めます。
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