10月、徳島大学に新たにオープンしたラボ「徳島大学バイオイノベーション研究所(BIRC)」のキックオフセミナー の配信を担当させていただきました。
ナナメ読み目次
徳島大学バイオイノベーション研究所(BIRC)
徳島大学が地域や産業界と連携し、生物系新産業や6次産業化にかかるオープンイノベーションを推進する目的で設立され、農林水産業や食、健康の未来を展望した革新的な研究活動や教育を実践し、大学発ベンチャー企業など新産業の創出や地域産業のイノベーションを支える人材の育成を進めるためのラボです。
https://www.birc.tokushima-u.ac.jp/
今回はキックオフセミナー ということで、関係者が登壇し概要説明などを行う内容でした。
当初、有観客で行う予定でしたが、コロナウイルスの影響により急遽、配信のみ・会場変更となりました。
コロナ禍では、このような直前での変更はよくあることです。
+Life Studioでは、そんな状況でもできる限りご要望に合わせた配信を行えるように努力しております。
Zoom閲覧、Skypeによる外部中継などにも対応
プラットフォーム | Zoom |
カメラ台数 | 3台 |
オペレーター | 2人 |
配信時間 | 4時間 |
オプション |
|
セミナーの途中では徳島と遠隔地をSkypeで繋ぐ「中継 on 配信」も行いました。
セミナー配信時間はおよそ4時間。使用カメラは3台(メイン+サブ+司会)。
発表資料の現地表示+配信なども行いました。
登壇者は、徳島会場での登壇者が数名、遠隔地からの中継が1名、ビデオメッセージ2名でした。
遠隔地からの中継では、Skypeを使用し、Skypeの映像・音声をZoomに乗せる形で配信をしました(このような方法をとった理由は後述)
Zoomを使うメリット
Zoom配信のメリット以下の通り
- 閲覧者の入退室管理ができる
- ホストを複数人設定できるため、運営において役割分担がしやすい
- 閲覧者をリスト化できる
入退室管理ができるので、関係者は配信開始時間よりも前に入室許可し、配信チェックを行うなどができます。
閲覧会場が複数ある場合、事前に通信チェックをしておきたい場面が往々にしてあります。
そんな場合に役立ちます。
またホストを「共同ホスト」として複数設定できるので、チャット対応や入退室管理などを分業にする場合にかなり役立ちます。
配信後は、閲覧者をリスト化できるので配信後のフィードバックに役立ちます。
また、閲覧登録をする際に、アンケートのような項目を記入してもらう機能があるため閲覧者のデータを詳細に集めることも可能です。
Zoom配信のデメリット
Zoom配信のデメリットは、配信画質が強制的に低画質になることです。
技術的なことなので、詳細説明はここでは避けますが、Zoomはシステムの仕様上配信画質がかなり落とされます。
スマートフォンでの閲覧者のことを考えると、この設定でなんら不自由はありませんが、テレビ放送に慣れている方だと「画質が悪い」と感じることもあるかもしれません。
資料の文字が読みにくい理由は画質の悪さではない
セミナーにおいて、画質の低さで実害があるとすれば、「資料の文字の読みにくさ」が考えられますが、その本質は画質の悪さではありません。
発表者にとっては耳が痛いかもしれませんが、資料作成をする際にスマートフォン閲覧者を意識している方はどのくらいおられますでしょうか。
実はウェビナー閲覧者はスマートフォンが半数以上いる場合がほとんどです。
その場合、問題の根源は「画質」ではなく、「文字」サイズです。
自分の資料の文字サイズがスマートフォン配信に対応しているかどうかについては、資料印刷の9分割で印刷して確認することができます。
文字サイズを、普段の資料よりも2〜3倍大きくすることで配信に適合した資料に変わります。
Skypeで外部中継をする理由
Zoomに詳しい方はご存知の通り、通常、遠隔地にスピーカーがいる場合は、Zoomのスピーカーを切り替えることで対応することが多いと思います。
しかし、+Life Studioではその方法はとっておりません。わざわざSkype等の別ツールを使うのには訳があります。
- 中継先にいる方がなんらかの理由でZoomを使用できない
- Zoom上に準備風景などが映らない
- 閲覧者が混乱しない
(1)中継先にいる方がなんらかの理由でZoomを使用できない場合。
これは企業などのネットワークセキュリティに由来することが多いですが、社内利用できるオンラインツールとしてZoomが対象外であることがあります。
その場合は、別の通話アプリを利用します。
(2)接続前の「準備」を配信閲覧者に見せないようにするため。
テレビ中継を思い浮かべていただくと分かりやすいですが、テレビ中継では「現場の●●さーん」と呼びかけるまで、現場リポーターの●●さんは映りません。
配信の裏方では、中継接続の準備をしています。その「準備」を閲覧者には見せないようにすることで、テレビ中継のような、よりクオリティの高い配信ができます。
(3)オペレーションが複雑にならない。
セミナー全体の流れを整理した時に、ここではZoomでスピーカーを切り替えて、ここではカメラを切り替えて、とオペレーションが複雑になります。
また、Zoom上でスピーカーを切り替える場合、マイクやカメラがオンになっているかを確認したりなど運営側の負担が大きいです。
それらの負担を全て配信スタッフがカバーすることで、運営は、Zoomのチャット対応や登壇者のケアに力を注げます。
資料の同時配信
発表資料を会場にあるモニターに表示し、同じものを配信にのせる。
これが「資料の同時配信」です。
資料を配信する際に、「画面共有」という機能を使って資料のみを全画面表示にする方法が一般的です。
しかし、この場合、配信に動きがなくなってしまいます。
動きのない配信は閲覧者にとって退屈であり、音声をオフにしていると「止まっているのか」不安になります。
そのため+Life Studioでは、登壇者ビューを配置しています。
こうすることで、配信画面には登壇者と資料が同時に映るため、資料を使いながら動きのある配信になります。
さらに、現地で資料を表示する場合にも対応しております。
登壇者が自分で資料の操作をしたい場合、1台のパソコンから現地での資料表示と配信での資料表示をすることが好ましいです。
通常、接続が複雑になるため対応してもらえない業者が多いかと思いますが、+Life Studioでは対応いたします。
中規模配信なら、+Life Studio
このようなセミナー配信や企業の社内研修などの配信・収録は+Life Studioにお任せください。
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